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新傾向

第30期新項目について

[DTPの傾向]
 オンデマンド印刷機はもう十年以上も前から出されていました。しかし、それほど普及しなかったのは、用紙の制限や表裏の見当精度に難があったからだ。それに対し、オフセット印刷機は性能がよくなって、前準備にあまり時間がかからなくなり、見当も早く合うようになった。このオンデマンド印刷機に最近、新しい傾向が見られる。請求書とドッキングしていこうとする動きがある。まさしく「ハード&ソフトのハイブリッド」であるわけで、これでシェアを広げていこうとしている。
 それとは全く別にコンシューマ向けのインクジェットプリンタの性能がこの数年よくなり、7色や8色刷であっという間に、印刷物の色再現を超えた。そこで、インクジェット方式の印刷機が生まれてきた。
 (『DTPエキスパート読本2008-2009』に東さんがコンパクトに書いてくれています)
 

 印刷用紙は直接DTPとは関係なさそうな感じがしていた。どちらかというと従来の印刷の流れの延長にあるような***。ところが、それは偏見に過ぎなかったわけだ。Webでない限り、紙に印刷するのは変わらない。しかも最近は地球温暖化が叫ばれている。大事な資源の木材がどのように紙に加工されるのだろうか。地球人としてチップ、パルプの知識、そして紙代を計算できる位の知識は持ち合わせておこう。なになに、難しいことはない。×÷を一回ずつやれば、一枚の単価は出る。それと紙独特の用語がある。米坪、坪量、連量、斤量。プロあるいはプロを目指すのなら、それくらいは知っておこう。
(『DTPエキスパート読本2008-2009』参照)

 一方、アップルのiPhoneを取りあげるまでもない。急速に紙離れの方向もある。それは携帯だけでなく、デスクトップも同様なのだ。AdobeAcrobatもどんどんバージョンアップを重ね、モニター上での校正が当たり前になってきた。以前はモニタ上での校正など絶対したくはなかったが***。どうしてか考えてみると、モニタの精度がよくなかったからだ。以前は生理的に大脳が拒否反応を起こしていたようだ。現在のモニタはよくできてる。でももっと目に負担がかからないようにしてほしい。エンターテイメントはもういいから目にやさしいモニタをください。
 要は「消費が増になればよい」という考え方は骨董化しつつ、いやとうに埋もれている。一生を悔いないためにも、消費が上向き、消費が堅調などの言葉は捨てた方がよい。CO2の取引じゃないが、別の指標が恐らく出て来るだろう。

 ネットワークやサーバ関係の本は一冊くらい買っておこう。仕事でも必須だ。仕事???そうどんな仕事でも関係してくる。

 ところで、JAGATのHPには本試験の約2ヶ月前に、「新出題、変更問題」が掲載されている。そこに「色覚モデルと表色系」という項目があがっていた。メタメリズムなどは今回、改訂した『DTPエキスパート読本2008-2009』に少し掲載したが、錐体の件にはふれていないので、ここで少し述べておく。
 いままでは人間の網膜にある錐体にはRGBをそれぞれ感じる錐体があると言われてきた。ところが最近は、次のように呼ぶようになっている。R→L錐体、G→M錐体、B→S錐体と。もともと、目の働きは解剖学的な研究だけでは分からず、推測の部分が多かったが、上記のような呼び名で落ち着きそうである。